Alumyを導入してから1年半。日本郵政グループのアルムナイネットワークの今と今後の展開について

日本郵政グループ:佐藤さん

日本郵政グループ:佐藤さん

課題

⚫︎アルムナイネットワーク構築を開始したうえで、ネットワークの安定運用に向けた土台を築きたかった

解決策

⚫︎プレスリリースを公開することで認知を広げた
⚫︎カムバックコーディネーターとの連携を徹底し、カムバック選考に臨んだ

効果

⚫︎アルムナイネットワークのオープン後、1年半で登録者数が300名以上になり認知もデータベースも広がってきた
⚫︎アルムナイでカムバックされた方の、業務に馴染むスピードの速さなどを身近で実感

日本郵政グループは、日本郵政株式会社、日本郵便株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険から構成され、「進化するぬくもり。」をスローガンに、全国約24,000の郵便局ネットワークを通じて幅広いサービスや商品を提供しています。 Alumyを導入して1年半が経った日本郵政グループ様に、カムバック採用時のポイントや実際にカムバック者を受け入れたことによる社内での声をお伺いしました。

導入後1年半で登録者数300人以上、グループ会社間でのカムバックも創出。

ー Alumy導入前と比較し、変化を教えてください
佐藤さん: アルムナイネットワークがオープンになって1年半が経ち、現在は登録者数が300名以上になり、認知もデータベースも広がってきたと感じています。
最初は知人への声掛けで集めることから始まったアルムナイネットワークですが、プレスリリースをしたことでよりオープンな取り組みとなり、登録者も安定して増加するようになっています。
カムバック実績も生まれており、中には元々事業会社の方が今の持株会社に採用になっている事例があります。日本郵政グループとして導入したことによる醍醐味のような事例だと感じています。
今後さらに登録者が増える中で、グループ会社間を跨いだカムバック事例も多数創出できればと思っています。
ー カムバック採用選考時のポイントがあれば教えてください
佐藤さん: Alumyカムバックコーディネーターとの連携を重視しています。Alumyでは、コーディネーターが退職者にヒアリングをしてくれるので、退職者の最新情報を獲得できます。
自社で人事担当が退職者を管理する場合、退職者側も身構える部分があったり言いづらいこともあったりすると思うので、第三者が間に入ることで退職者の心理的安全を担保できるのがポイントです。
また、社内では在籍時の情報を持っているため、求人情報と照らし合わせることで、どれだけマッチングするか通常の採用より精緻にわかるので、採用に関する工数は減っていると感じています。
ー 登録促進に関するエピソードがあれば教えてください。
佐藤さん: 登録促進に関しては口コミが一番効果的だと思いますが、退職時にチラシ配布等をしています。
また当社ホームページにも、新卒採用・中途採用のみならず、アルムナイネットワークの説明を掲載し、アルムナイの方への登録導線をひいております。


カムバック採用以外のアルムナイネットワーク活用

ー アルムナイの方むけの取り組みについて、採用以外の観点でも教えてください。
佐藤さん: 当社でアルムナイイベントを開催し、退職者との交流をアプリ上だけではなくリアルで行っております。在籍社員と退職者の交流をメイン目的とした懇親会で、途中、最近の日本郵政グループの取組を伝えたりもいたしました。
イベント起点での登録者や応募希望者も一定発生しており、交流はもちろん、様々な副次的な効果を実感しております。
今後も、定期的にそのようなコミュニケーションを取っていき、最終的には採用促進に繋がればと考えています。
また、新卒採用の際、アルムナイネットワークの話への学生の反応は良く、企業ブランディングにも貢献していると感じています。
ー 今後のネットワークの展開について教えてください。
佐藤さん: 最近は、副業や協業でのカムバックに取り組んでいます。転職してカムバックするまでいかずとも、現職を続けたままで副業としてカムバックいただく形も展開していきたいと考えています。
世の中にも、副業を解禁している企業も増えてきており、当グループでも現状本社組織に限定し副業の送り出しや受け入れをしているので、アルムナイ向けにも積極的に展開をしていきたいと考えています。
また、現状はカムバック採用自体が本社組織をターゲットとしたものとなっておりますが、今後は各地方や各拠点についてもどのような形で導入していくかを検討したいと思っております。
ー 引き続きAlumyがお役立ちできるよう改善を進めてまいります。貴重なお話をありがとうございました!

※掲載内容は取材当時のものです。